「心地いい」住まいの工夫~窓編1⃣~
こんにちは。
私たちOM建築工房は家づくりにおいて、
暑い・寒いといった温度に関する不満ををなくし、温熱環境を整えることを目指しています。
そのために大切な心地いい通風のとり方をご紹介します。
・・・設計をする上で「通風」で工夫していること・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
敷地によく吹く風向きがあるかを把握し、建物の中での風の流れを考えながら、窓の配置等を決めています。
OM建築工房では、人がよくいる部屋には2つの方位に窓を設けるようにしています。
窓からは、風だけでなく暑さ(日射)も入ってきます。
浜松の夏、昼間は南西、夜間は北東から吹く風が多くあります。
朝日や西日の影響が少なくなるよう、東・西面の窓は小さくても、よく風が出入りする形にしています。
・・・風通しをよくするために、家で工夫できること・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①窓を開ける機会が増える前に、網戸の掃除をしましょう!
ホコリや汚れがとれることで、風通しがよくなりますよ。
また、室内も明るくなるという効果もあります。
②気持ちのいい風を室内に呼び込むために、窓の外で日射遮蔽をしましょう。
自宅のベランダでも手軽に、「すだれ」や「緑のカーテン」で日射遮蔽ができますよ。
すだれでは約50~60%、緑のカーテンでは約80%の日射を窓の手前で防ぐことができます。
以前、調べたところ、緑のカーテンの有無で、デッキ表面の温度差が20℃あったという結果も!詳しくはこちら
③引違い窓を開ける時、下の写真のように
室内側から見て右側の窓を開けると虫が入りにくいですよ。
是非、試してみてください♪
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