日射遮蔽の工夫~軒~
こんにちは、OM建築工房です。
今回は、夏に室内に侵入する日射を遮り室内を涼しく保つ設計上の工夫を紹介します。
---設計上の工夫~軒~-----------------------
OM建築工房では軒の出を南側を30cmほど出すようにしています。
庇をつくるメリット
1.夏の日射しを遮ってくれる
夏に室内に入ってくる日射熱のうち70%程度が窓からになります。
眩しい日射しや照り返しを防ぎ、室温の上昇を抑えます。
2.雨の侵入を防いでくれる
雨の日、軒や庇がないと窓に雨粒が直接あたってしまいます。
サッシやドアまわりの防水のことを考えると、直接雨が当たらないほうが安心です。
3.外壁の汚れを防いでくれる
軒は雨をよけて、外壁が雨だれで汚れるのを防いでくれます。
敷地や隣家、周辺の状況によりますが、雨ざらしにならないよう北・東・西の軒も60cmほど出すようにしています。
タープやすだれがかけやすくなる
総2階の建物の場合、軒の出だけでは、1階部分に入ってくる日射を防ぎきれない場合があります。
そこで、1階の窓をに庇をつけておくとタープやすだれ、よしづを設置するのに便利です。
夏至の日と真夏の日と、どちらの方が日射の影響を受けやすいと思いますか?
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